万葉集 巻十一 2458

朝霜の消なば消ぬべく思ひつついかにこの夜を明してむかも

***

(朝露が消えるなら消えてもしまいそうに恋人を思い続けて一体どうこの夜を明かしましょう)

感覚で歌を解釈…。

恋人に会えない夜。
この歌は、恋人への思いを夜明けの露に喩えているのか。
それとも、恋人に会えない自分自身の脆さを、露に喩えているのか。
最初にそんなことを感じた。

短歌は、5・7調で読むのが基本。
「朝霜の消なば消ぬべく」がひとまとまりになる。

文法的には間違っていると言われてしまいそうだが、
朝露がいつかは消えるように、
恋人に会えなくて、ただただ恋人を思っているこの夜も、いつかは明ける。
一人で過ごす今夜は、どう過ごしましょう。
と解釈したいところだ。
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by hapipi_hapipi | 2005-04-05 22:11 | 恋=本文=
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