万葉集 巻三 373

高座の三笠の山に鳴く鳥の止めば継がるる恋もするかも

***

(高座の三笠山に鳴く鳥のように、鳴き止んでもまたまたすぐ鳴くような恋をすることよ)

恋の継続と鳥の鳴き声の継続性を重ねて詠まれている。
絶え間無く恋をしているのだ。

この鳥はカッコウだということが、
一つ前の歌(372番歌)から分かる。

カッコウといえば、
引越して一ヶ月半が過ぎたのだけど、
つい先日まで、
ここにはカッコウがいると思っていた。
そしたら、はと時計の音だったみたいで…。

一ヶ月近く、勘違いしていたことが恥ずかしい。

ただ、いろんな鳥の声が聴こえるのは確か。
見たこともないような鳥、
聴いたことのない鳥の鳴き声があふれている。
朝から、鳥の声がうるさいと感じるほど、
鳴き響めいていることがある。

ここに住んでいる間に、鳥に詳しくなりたい。



***

たかくらの みかさのやまに なくとりの
やめばつがるる こひもするかも
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by hapipi_hapipi | 2006-06-22 07:27 | 音景色=本文=
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