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万葉集 巻十 2067

天の川渡瀬深み船浮けて漕ぎ来る君が楫の音聞ゆ

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(天の川の渡り瀬が深くて、船を浮かべて漕いでやってくる君の楫の音が聞こえる)

もうすぐ七夕。

この歌では、
天の川を船で漕いで渡ってくる楫の音が聴こえると詠まれている。

実際に聴こえる音ではなく、
七夕伝説を踏まえて、心の中で想像して聴いている音だ。



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あまのがわ わたりせふかみ
ふねうけて こぎくるきみが かじのときこゆ
by hapipi_hapipi | 2006-07-04 22:28 | 音景色=本文=
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