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万葉集 巻十六 3858

この頃のわが恋力記し集め功に申さば五位の冠

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(近頃の私が恋にかける力を記録して、功績として申請したら、
 五位の位はもらえるだろう。)

一昨日は、その昔、好きだった人の誕生日だった。
気がついて欲しいがために、
廊下を走ったり、
保健室に頻繁に出入りしたり…と、
思い出すと、笑ってしまう。

組体操で、
ピラミッドや塔の一番上に立つことが多い人で、
ドキドキしながら見ていた。

そのときに使われていた曲が、
米米クラブの『浪漫飛行』。
今でも、イントロを聞くだけで、当時のイメージが次から次へと浮かぶ。

小中学生の頃の話。

運動会が似合う季節になってきた。

夏の終わりの夕焼けが、一年の中で一番好きだ。
昨日も、電車の中から見える夕焼けに、
うっかり、泣きそうになっていた。

そういえば、一昨日は、
雨上がりに虹を見ることができた。
いつ以来だろう。

左に虹。右に夕焼け。贅沢な空だった。



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このころの わがこひぢから しるしつめ
くうにまをさば ごゐのかがふり
by hapipi_hapipi | 2006-09-03 16:00 | 恋=本文=
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