万葉集 巻十 2160

庭草に村雨ふりて蟋蟀の鳴く声聞けば秋づきにけり

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(庭の草に雨が降り、蟋蟀の鳴く声を聞くと、秋になったことを感じるなぁ)

秋の音。

蟋蟀は、「コオロギ」だけを指すのではなく、
一般に、秋の虫の総称と解釈されている。

「キリギリス」や「スズムシ」、「マツムシ」という語は、
万葉集中には登場しない。

村雨は、秋の驟雨(しゅうう)、
にわか雨のこと。





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にわくさに むらさめふりて
こほろぎの なくこえきけば あきづきにけり
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by hapipi_hapipi | 2006-09-13 07:51 | 音景色=本文=
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