万葉集 巻十 2264

蟋蟀の待ち歓ぶる秋の夜を寝るしるしなし枕とわれは

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(蟋蟀は秋の夜の到来を待ち歓ぶが、恋人の訪れもなく、
 枕としか一緒に寝られない私にとっては、寝る甲斐のない秋の夜だ)

計画の半分も進まないうちに、
夏休みが終わってしまうのは非常に困るのだが、
発売日を心待ちにしている本がある。

三浦佑之『日本古代文学入門』(幻冬舎)

これは、
三浦しをんさんのお父様の本。

書店に並ぶという9/30は、夏休み最終日。
この日が待ち遠しいような、待ち遠しくないような、
何とも言えない、もどかしい気分だ。

現実問題、そろそろ始まる授業もあるため、
まとまった時間を確保できるのも、あと僅か…。
焦っても仕方ないけど、焦ってしまう。自業自得。

三浦先生の書く文章は、
読み出すと止まらない、独特のテンポ感がある。

それを最も強く感じられるのが、
売上げ10万部以上の大ヒットとなった、
『口語訳古事記』(文藝春秋)
この本は、将来、こどもが出来たら、
ぜひ朗読したいと思っている。



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こほろぎの まちよろこぶる あきのよを
ぬるしるしなし まくらとわれは
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by hapipi_hapipi | 2006-09-14 20:53 | 季節=本文=
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