万葉集 巻十六 3840

世間の繁き仮廬に住み住みて至らむ国のたづき知らずも

***

(世間という煩わしい仮の宿りのこの世に住んできて、
 これから行きつくであろう国(あの世)の状況も分からない。)

美大に通う友達の卒業制作展を見に行ってきた。

彼女の絵との最初の出会いは、高校1年の入学式直後。
一人一人、B5一枚の紙に自己紹介を書く…という作業のとき、
隣の席に座っていた彼女が描いている絵に一目惚れした。

初めて彼女の絵を見た日から、もうすぐ10年になる!
私は、彼女の絵が大好きだ。

卒業制作の感想、
早く伝えたいなぁと思っているのだけど、
まだ、言葉に還元できていない。

展示している絵に言葉を足した画集も見せてもらった。
その中に、こんな言葉があった。


   "やりたかったこと
    言えなかったこと

    いつもどこかに
    心を残してきた"




***

よのなかの しげきかりほに すみすみて
いたらむくにの たづきしらずも
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by hapipi_hapipi | 2007-02-20 16:21 | 音景色=本文=
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