万葉集 巻四 502

夏野ゆく牡鹿の角の束の間も妹が心を忘れて思へや

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(夏の野を歩いて行く牡鹿の角の生え変わりが束の間であるように、
私も恋人の思いを僅かの間も忘れることはない。)

人麿の歌。
夏に生え変わる鹿の角が景として捉えられている。

万葉集中には、鹿の歌が60例ほどあるが、
夏の歌は、この歌一例だけである。

***

昨日は、亀戸天神内にある「若福」に行ってきた。
馬鈴薯豆腐がおいしかった。

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写真提供:Yoko

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(万葉集 巻四 502)
なつのゆく をしかのつのの つかのまも
いもがこころを わすれてもへや

2007.06.28追記↓
「牡鹿の角の束の間も」は、
鹿の角があっという間に生え変わるということではなかったようだ。
夏になり、鹿の角が生え変わり、角が短いことと、
束の間がかけられていると解釈するのが一般的なようだ。
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by hapipi_hapipi | 2007-06-02 10:10 | 動物=本文=
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