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万葉集 巻十二 3007

ぬばたまの夜渡る月の清けくはよく見てましを君が姿を

***

(夜空を渡る月がもっと明るかったら、あなたの姿をもっと見たのに)

帰ってしまってから、もっとちゃんと顔を見とけば良かった。
と後悔する。

またしばらく会えないのだから。

見なかったのではなくて、見えなかった。
月が暗くて、見えなかった。月のせいにしてみる。





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by hapipi_hapipi | 2005-06-05 22:23 | 恋=本文=
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