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万葉集 巻七 1161

家離り旅にしあれば秋風の寒き夕に雁鳴きわたる

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(家を離れて旅にあると、秋風が肌寒い夕に雁が鳴きわたる)

夏休み後半から取り憑かれているゲームがある。
ZOO KEEPER
(最初に30秒くらいの広告があります!)

サンバ調の軽快な音楽に、
どんどんテンションも上がっていく。
LEVEL8まではスムーズに行くのだけど、
その後が…。
クリアするとどうなるのか気になってしまう。

ただ、こんなことしている場合じゃない。

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by hapipi_hapipi | 2006-10-13 07:38 | 旅=本文=

万葉集 巻十五 3582

大船を荒海に出しいます君障むことなく早帰りませ

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(大きな船を荒海に出しているあなたよ。何事もなく、早く帰ってきてください。)

古代の旅は、大半が、仕事ででかけるためのもの。
都から地方へ、役人が出かけていく。

母が父を仕事に送り出すときの光景が好きだ。
もちろん、帰ってきたのを迎えるときも。
物心ついたときから見てきた光景。

離れている間は、祈ることしかできない。
何事もなく、早く帰って来れますように。

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仕事柄、
突然の障害対応で、突然夜勤になったり、
タクシー帰りになる"お父さん"を見ることが多かった。
夜中・休日関係なく呼び出されていく"お父さん"たち。

私がその"お父さん"の娘で、
休日に一緒に遊んでいて、突然、仕事に呼び出されたら、
「行かないでよ~」と言ってしまいそうだな。と、ふと思ったけど、
同時に、
学生時代、夏休みや冬休み中の休日明けの月曜に、
「お父さんが居ないと、静かで良いね。」と母親と言ってたことを思い出した。
ひどい娘でごめんなさい…。
それでも、夜は、早く帰ってきて欲しいといつも思ってた。思ってる。

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by hapipi_hapipi | 2006-08-04 08:20 | 旅=本文=

万葉集 巻三 270

旅にして物恋しきに山下の赤のそほ船沖へ漕ぐ見ゆ

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(旅の途中でなんとなく物恋しいのに。山の下の赤い船が沖へ向かっていくのが見える)

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昨日まで京都に行っていた。
智積院のお庭をぼーっと眺めていた時間は、
ここ最近で、一番心地良い時間だった。

畳には、座布団無しで足を伸ばして座るのが好き。

蚊が居なかったら、
高桐院も快適な空間だったんだけどな。

でも、どこに行っても、
やっぱり、我が家ほど安心する空間はない。

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by hapipi_hapipi | 2005-08-23 19:41 | 旅=本文=

万葉集 巻十五 3580

君が行く海辺の宿に霧立たば吾が立ち嘆く息と知りませ

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(あなたが行く海辺の宿に霧が立ち込めたなら、それは私が嘆いている吐息だと
知ってください)

旅の歌。旅に出た恋人を待つ側の心境が歌われている。
古代では、霧は息だと考えられていた。息は魂のあらわれである。
魂が自然をコントロールしているのだ。

旅は現代とは違い、危険なものだった。
道中の安全の不安と、待つ側の心の不安が霧という形で表現されている。
霧が出ていると、視界も悪くなり、安全な状態ではない。
とは言うものの、霧の中に入ったとき、その霧が恋人の魂によるものだとしたら。
恋人の魂に守られているのだ。
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by hapipi_hapipi | 2005-03-24 23:00 | 旅=本文=