カテゴリ:季節=本文=( 19 )

万葉集 巻十 1879

春日野に煙立つ見ゆ少女らし春野のうはぎ採みて煮らしも

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(春日野に煙が立ち登るのが見える。少女が春野の嫁菜を摘んで煮ているようだ。)

春の訪れを詠んだ歌。
「うはぎ」は、嫁菜(よめな)の古名。

春菜を摘んで煮て食べることは、
春の生命力を体に取り入れることになる。

嫁菜は関西に生育していて、
関東では、関東嫁菜という品種になるらしい。
興味しろいことに、嫁菜が食べられるのに対し、
関東嫁菜は食べられないようだ。

嫁菜の胡麻和え、食べてみたいな。

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かすがのに けぶりたつみゆ
をとめらし はるののうはぎ つみてにらしも
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by hapipi_hapipi | 2007-04-11 21:25 | 季節=本文=

万葉集 巻十 1824

冬ごもり春さり来ればあしひきの山にも野にも鶯鳴くも

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(冬が過ぎて春がやって来ると、山にも野にも鶯が鳴き渡ることよ)

「こもる」は、すっかり蔽(おお)われること。
冬が包まれて消えてしまう。

「あしひきの」は、意味を汲んで漢字を当てると、「蘆檜木」。
(原文表記は足比木乃)
山につながる枕詞。

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昨日入ったカフェで、
ウィルキンソンのビンが並んでいるのを見て、
連鎖反応的に、口中に生姜が広がった。

炭酸飲料好きの兄と母は、
最近、ウィルキンソンのビン入りジンジャエールがお気に入りらしく、
大量に買い占めている。

実家に遊びに行ったときに飲んでみると、
「生姜!!」のインパクトが強烈。
一時期服用していた漢方薬のようだった。

今年に入ってから口にしたもので、
一番、印象に残っている味かもしれない…。
好き嫌いは別として。

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by hapipi_hapipi | 2007-02-23 09:07 | 季節=本文=

万葉集 巻八 1456

この花の一枝のうちに百種の言そ隠れるおほろかにすな

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(この花の一枝の中には、数え切れない程の言葉がこもっている。おろそかにするな。)

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"長男の嫁"になった、2006年。
初めてのお正月は、夫の実家で迎えた。

お正月の準備、親類を呼んでの新年会準備を通し、
いろんなことを教えてもらえた。

「こういうお正月、良いなぁ…」と何度も思った。

飛行機で、約2時間。
そう頻繁には行けない距離だけれども、
今から、次回が楽しみ。

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by hapipi_hapipi | 2007-01-05 14:25 | 季節=本文=

万葉集 巻八 1648

十二月には沫雪降ると知らねかも梅の花咲く含めらずして

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(十二月にはまだ沫雪が降ると知らないのか、梅の花が咲く。つぼんでいないで。)

今年も、あと半月ほど。

"師走"というだけあり、
いつにもまして、バタバタとしている。

寒いのが苦手なので、
春が待ち遠しい。

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by hapipi_hapipi | 2006-12-13 21:48 | 季節=本文=

万葉集 巻八 1513

今朝の朝明雁が音聞きつ春日山黄葉にけらしわが情痛し

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(今朝の夜明けに雁の鳴き声を聞いた。
 春日山が黄葉したようだ。私の心はせつなくなる。)

雁の鳴き声で、春日山が黄葉したことを知る。
心がせつなくなるのは、春日山の黄葉が早く見たいから。

早く見たいと言うと、
今の私は、どうしても、『ZOO KEEPER 』がちらちらと…。

先日、実家に行った際、
兄の前で『ZOO KEEPER 』を実演しながら薦めていたら、
横から、母が乱入してきた。
私と兄で、「母には無理」と言っているのに聞かず。
仕方がないのでルールを説明したところ、
母は、その後、
明け方の4時近くまでやっていたというから驚いてしまう。

そんな何時間もやり続けられる母の気合と根性(意地?)に感服しながらも、
時間制限があり、素早い動きを要求されるゲームは、
心にも体にも悪かろう、と思い、
数日後、"心にも体にも良さそうなゲーム"として、
『水玉潰し』をメールで紹介した。
でも、こちらには見向きもせず、
『ZOO KEEPER 』ばかりやっているらしい。
困ってしまう。

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by hapipi_hapipi | 2006-10-17 08:05 | 季節=本文=

万葉集 巻十七 3947

今朝の朝明秋風寒し遠つ人雁が来鳴かむ時近みかも

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(今日の明け方は、秋風が寒かった。
 遠く離れた人と結んでくれる雁がやって来て鳴く日が近いのだろう。)

「『ぴょこたん』覚えてる?」

突然送られてきた、兄からのメール。

ぴょこたん?
ピョコタン??
…???ノンタン?

思い出せそうで思い出せない感覚。
自力で思い出すのは諦め、web上で検索。

「あー!懐かしい!!」
と見つけた瞬間に声を出してしまった。

『ぴょこたん』

明日、本屋さんに行ったら、
手に取って見てみよう。

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by hapipi_hapipi | 2006-09-27 07:29 | 季節=本文=

万葉集 巻十 2264

蟋蟀の待ち歓ぶる秋の夜を寝るしるしなし枕とわれは

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(蟋蟀は秋の夜の到来を待ち歓ぶが、恋人の訪れもなく、
 枕としか一緒に寝られない私にとっては、寝る甲斐のない秋の夜だ)

計画の半分も進まないうちに、
夏休みが終わってしまうのは非常に困るのだが、
発売日を心待ちにしている本がある。

三浦佑之『日本古代文学入門』(幻冬舎)

これは、
三浦しをんさんのお父様の本。

書店に並ぶという9/30は、夏休み最終日。
この日が待ち遠しいような、待ち遠しくないような、
何とも言えない、もどかしい気分だ。

現実問題、そろそろ始まる授業もあるため、
まとまった時間を確保できるのも、あと僅か…。
焦っても仕方ないけど、焦ってしまう。自業自得。

三浦先生の書く文章は、
読み出すと止まらない、独特のテンポ感がある。

それを最も強く感じられるのが、
売上げ10万部以上の大ヒットとなった、
『口語訳古事記』(文藝春秋)
この本は、将来、こどもが出来たら、
ぜひ朗読したいと思っている。

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by hapipi_hapipi | 2006-09-14 20:53 | 季節=本文=

万葉集 巻八 1523

秋風の吹きにし日よりいつしかとわが待ち恋ひし君そ来ませる

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(秋風の吹き始めた日から訪れを待ち恋うていたあなたがいらっしゃる)

去年くらいから、
大好きなじゃがいもがある。

「インカのめざめ」

近所で買えないので、今年は諦めていたら、
実家で買ったもののお裾分けを、送ってもらえた!

昨日は、サツマイモを購入。今年初。

お店に並ぶ
ぶどうの種類も増えてきた。
栗をたくさん見かけるようになってきた。

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by hapipi_hapipi | 2006-09-12 08:06 | 季節=本文=

万葉集 巻十五 3581

秋さらば相見むものを何しかも霧に立つべく嘆きしまさむ

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(秋になったら逢えるものを。どうして、霧に立つような嘆きをなさるのでしょう。)

本屋さんで手にとったのは、島本理生の「ナラタージュ」。
パラパラめくるつもりで手にとったのに、
140ページ近くを立ち読みしていた。

最近は、恋愛小説を読むことはほとんどない。

「買って帰れば?」との勧めを断り、家に帰ったところ、
結局、夜になって、無性に続きが読みたくなってしまった。

近所の本屋さんは、もう閉まっている。
僅かな期待を持って、BOOK-OFFに。

「ナラタージュ」は置いてなく、
代わりに、「シルエット」を買って帰った。
それで、納まるわけもなく…。

次の日、
抜歯に向かう道中のお供にするために、買ってから乗車。

それでなくてもどきどきしているのに、
わざわざ、どきどきを増加させることをしなくても良いのに。

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by hapipi_hapipi | 2006-09-06 08:11 | 季節=本文=

万葉集 巻十 2177

春は萌え夏は緑に紅の綵色に見ゆる秋の山かも

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(春は草木が萌え出し、夏は緑になり、そして紅葉がまだらに見えるのは秋の山よ)

少しずつ秋めいてきているのを感じる。
雲の形や高さ。夕方の風。

今朝は、高校時代の部活の夢を見ているときに目が覚めた。
寝る前に思い出していたからかな。

演奏しようとしたら、ことごとく楽器が足りない…。
危機的状況を打破するのではなく、
そのまま失敗するという、ちょっと悲しい夢だった。

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by hapipi_hapipi | 2006-08-21 08:34 | 季節=本文=