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万葉集 巻二十 4516

新しき年の始の初春の今日降る雪のいや重け吉事

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(新しい年のはじめの、新春の今日に降りしきる雪のように、
 いっそう重なれ、吉き事よ。)

万葉集の一番最後に収められている歌。
天平宝字三年(759)の正月一日に家持によって詠まれている。
年のはじまりの歌。

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通過点の一つだと分かっていても、つい。

これから先に待ち受けているのは、
必ずしも良いことばかりではないのだろうけど、
はじまりの今が幸せなように、
良いこと、幸せなことがどんどん重なっていくように。

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by hapipi_hapipi | 2006-06-25 13:32 | 季節=本文=

万葉集 巻三 373

高座の三笠の山に鳴く鳥の止めば継がるる恋もするかも

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(高座の三笠山に鳴く鳥のように、鳴き止んでもまたまたすぐ鳴くような恋をすることよ)

恋の継続と鳥の鳴き声の継続性を重ねて詠まれている。
絶え間無く恋をしているのだ。

この鳥はカッコウだということが、
一つ前の歌(372番歌)から分かる。

カッコウといえば、
引越して一ヶ月半が過ぎたのだけど、
つい先日まで、
ここにはカッコウがいると思っていた。
そしたら、はと時計の音だったみたいで…。

一ヶ月近く、勘違いしていたことが恥ずかしい。

ただ、いろんな鳥の声が聴こえるのは確か。
見たこともないような鳥、
聴いたことのない鳥の鳴き声があふれている。
朝から、鳥の声がうるさいと感じるほど、
鳴き響めいていることがある。

ここに住んでいる間に、鳥に詳しくなりたい。

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by hapipi_hapipi | 2006-06-22 07:27 | 音景色=本文=

万葉集 巻十四 3510

み空行く雲にもがもな今日行きて妹に言問ひ明日帰り来む

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(空を行く雲でありたい。
 もし雲なら、恋人の元に今日行って言葉をかけ、明日には帰ってくるのに)

「雲になりたい」と詠まれている。
古代の人々は、他に、どんなものになりたいと思ったのだろうか。
自分を重ねる対象。
興味深い。

今でも、空を見るのは好きだけど、
大学生の頃、
空ばかり見ていた時期がある。
雲と星。星の中でも、特に流星。
満月を意識して見るようになったのも、
大学生のとき。

しばらく、ゆっくり空を見ていないな。

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by hapipi_hapipi | 2006-06-08 17:50 | 空=本文=

万葉集 巻十一 2373

何時はしも恋せぬ時はあらねども夕かたまけて恋はすべなし

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(いつと言って、恋しないときがあるわけではないけれども
 夕方は、特に恋心がつのることよ)

もうすぐ帰って来る頃だなぁと思うと、
早く帰ってきて欲しくて仕方なくなる。待ち遠しい。

週末しか会えなかったときは、
金曜の夜が待ち遠しくて仕方なかった。

でも、それがあるから、仕事を頑張れた部分もある。

先週、高校時代からの親友に、
素敵な贈り物と一緒にもらったメッセージカード。
そこに書かれた言葉に感動し、いろんなことが思い出され、
涙が止まらなかった。

幸せ涙。

いつまでも、
二人が素直な気持ちで一緒に居られるように努力しようと思う。

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by hapipi_hapipi | 2006-06-02 14:50 | 恋=本文=