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万葉集 巻四 735

春日山霞たなびき情ぐく照れる月夜に独りかも寝む

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(春日山に霞がたなびき、私の心もふさいでいる。
 月が明るく照っている夜なのに、独り寝することよ。)

坂上大嬢が家持に贈った歌。

美しい月夜で、
共寝ができるはずの夜なのに、恋人の訪れがなく、
独りで寝なければならない夜。

「情(心)ぐく」は、形容詞「情(心)ぐし」の連用形。
心が晴れ晴れしない意。

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昨日、四つ葉のクローバーをもらった。
希望・信仰・愛情・幸福。

良いことあるかな…。

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(万葉集 巻四 735)
かすがやま かすみたなびき こころぐく
てれるつくよに ひとりかもねむ

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by hapipi_hapipi | 2007-05-18 20:48 | 音景色=本文=

万葉集 巻十 1981

霍公鳥来鳴く五月の短夜も独りし寝れば明しかねつも

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(霍公鳥がやって来て鳴く五月の夜は短いはずなのに、
 独りで寝ていると、夜明けが待ち遠しく、こらえきれなくなる。)

「短夜(みじかよ)」は、
万葉集中、この一例のみの言葉である。

夏の短い夜。

反意語は、秋の長い夜。
「長夜(ながよ)」が想像できるだろう。

夜が長いことを詠んだ歌は何例かあるが、
「長夜」という語を含んだ歌は、こちらも、一例(巻十・2302)しか確認できない。

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写真提供:Yoko

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(万葉集 巻十 1981)
ほととぎす きなくさつきの みじかよも
ひとりしぬれば あかしかねつも
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by hapipi_hapipi | 2007-05-07 16:41 | 音景色=本文=

万葉集 巻四 661

恋ひ恋ひて逢へる時だに愛しき言尽してよ長くと思はば

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(恋いて恋い続けてやっと逢えたその時だけでもせめて、
 うれしい言葉を尽くして欲しい。この恋を長続きさせようと思っているなら。)

大伴坂上郎女の歌。

虚言でも良いから、
うれしい言葉をかけて欲しい意と解釈されたりもしている。

「愛(うるは)し」は、「潤(うる)ふ」が形容詞化した語で、
つやつやと光沢があり、
冷たい感じの伴う美しさにいうのが原義。

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会社員時代の同期と、
立川にある昭和記念公園までバーベキューに行ってきた。

想像していた倍以上の広さで、
公園のスケールの大きさに、ただただ驚くばかり。

「きみはペット」に使われていた原っぱで、
バドミントンをしたり、フリスビーをしたり、
園内を歩き回ったり。

遊びつかれてくたくたになりながらも、
帰りは、吉祥寺で途中下車して、
久しぶりに「はと時計」へ。
毎週末のように行っていた時期もあるのに、
引越してからは、吉祥寺に行くことも無くなってしまい。

こっちに引越してきて、ちょうど一年が経った。

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(万葉集 巻四 661)
こひこひて あへるときだに
うるはしき ことつくしてよ ながくともはば
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by hapipi_hapipi | 2007-05-04 11:53 | 恋=本文=

万葉集 巻二 88

秋の田の穂の上に霧らふ朝霞何処辺の方にわが恋ひ止まむ

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(秋の田の稲穂の上にかかる朝霞のような私の恋は、
 どの方角に晴れ渡るのだろう。)

恋心が、田のような低地にわだかまって動かない霞に喩えられている。
題詞では、磐の姫が仁徳天皇を恋う歌であるとされている。

恋の成就。希望。

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私がよく遊びに行くブログの一つであるksksk312さんの「HOPE」が、
今週のピックアップブロガーに選ばれたとのこと。
おめでとうございます!!

→5/1 今週のピックアップブロガー紹介記事:「HOPE」のksksk312さん登場!

恐縮ながら、
記事内で、お気に入りブログの一つとして紹介していただきました。

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一昨日、夫にksksk312さんの「HOPE」の話をした矢先の出来事。
ここ数日、良い偶然が続いている。

「HOPE」というタイトルには、個人的にとても思い入れがある。

好きなアーティストベスト3に入るラーシュ・ヤンソンに、
同名の曲があり、ksksk312さんのブログに遊びに行くたびに、メロディが浮かぶ。

ラーシュ・ヤンソン『HOPE』

    パンドラが箱を開けたとたん、
    あらゆる災いが飛び出したけど、
    希望だけは残された。
    大切なのは心をリフレッシュして、
    望みを持つこと。
    (http://www.lars.jp/cd-hope.html)

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写真提供:Yoko

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(万葉集 巻二 88)
あきのたの ほのへにきらふ あさかすみ
いつへのかたに わがこひやまむ
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by hapipi_hapipi | 2007-05-02 02:15 | 恋=本文=