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万葉集 巻三 428

隠口の泊瀬の山の山の際にいさよふ雲は妹にかもあらむ

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(隠口の泊瀬の山のあたりをただよっている雲は、愛しい人でもあろうか。)

この歌も人麻呂の歌。

火葬の煙と、山にただよう雲を重ねている。
愛する人の魂が、すーっと消えずに、残っている。

一つ前の208番歌もそうだが、
死者の魂が山に入っていくという、山中他界観を示している。
古代の人々が死をどのようにとらえていたかが分かる。

***

大切なものがふえていくと、失うことの恐さもふえていく。
大切なものを失ってしまったとき、
どうやってそれを説明し、受け入れていくか。

208番歌に戻ってしまうが、208番歌は、
黄葉の美しさに惹き寄せられ、山に入り、道に迷ってしまったために、
愛する人がこの世からいなくなってしまったと、死の理由を説明する。

自分の意思ではなく、
相手(人・事物・事象etc)に惹き寄せられてしまうということはあると、
私は思っている。

自分の意思ではないと言っても、
こちらの側に、惹き寄せられてしまう態勢があるからだけど。

現代の考え方では、深層心理だと説明されてしまう。

宗教っぽいが、
簡単に惹き寄せられないような、強固な魂を作りたい。

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by hapipi_hapipi | 2006-10-20 08:16 | 空=本文=

万葉集 巻十八 4078

恋ふといふはえも名づけたり言ふすべのたづきも無きはあが身なりけり

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(「恋う」という言葉は、よくぞ名付けたものだ。
 「恋う」という以外、言いようがないのはわが身のことだなあ。)

一昨日、ひまわりの絵が送られてきた。
私はこの人が好きだ。

普通のマウスを使ってらくがき感覚で描いている絵だと言うけど、
私には到底出来ない。
鉛筆ですら描けないのに、マウスでなんて、とんでもない。

昨日、花火を見に行った。
江戸川の花火大会。
これまで、板橋の花火大会しか見たことがなかったので、
完成度の違い・規模の違いに、口から「すごい」としか出てこなかった。
誘ってくれた友達に感謝!

いつの間にか、「いたばし花火大会」という名前になっていた板橋の花火大会も、
その昔は、舟渡の花火大会とか、浮間の花火大会と呼んでたはずなのに。
(子どもだからそう呼んでいただけかもしれないけど…)

ベランダに兄と二人で座って見ていたあの家が懐かしい。

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by hapipi_hapipi | 2006-08-06 09:36 | 恋=本文=

万葉集 巻十二 3174

漁する海人の楫の音ゆくらかに妹は心に乗りにけるかも

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(漁をする海人が漕ぐ舟の楫の音がゆったりと響いている。
 いつの間にか、ゆったりと、あの人は私の心を占めてしまったよ。)

We are going to make a brand-new day!

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by hapipi_hapipi | 2006-04-30 21:55 | 音景色=本文=

万葉集 巻十五 3764

山川を中に隔りて遠くとも心を近く思ほせ吾妹

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(二人の間には山や川があり、空間的には遠く隔たっていても、
 心は近くに思っていてください、あなた。)

会えるのが当たり前になったら。
変わってしまうのかな。

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by hapipi_hapipi | 2006-04-27 22:08 | 恋=本文=

万葉集 巻十二 3007

ぬばたまの夜渡る月の清けくはよく見てましを君が姿を

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(夜空を渡る月がもっと明るかったら、あなたの姿をもっと見たのに)

帰ってしまってから、もっとちゃんと顔を見とけば良かった。
と後悔する。

またしばらく会えないのだから。

見なかったのではなくて、見えなかった。
月が暗くて、見えなかった。月のせいにしてみる。

スグルのらくがき
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by hapipi_hapipi | 2005-06-05 22:23 | 恋=本文=