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万葉集 巻四 620

初めより長くいひつつたのめずはかかる思に逢はましものか

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(最初から、末長くなどと言って期待させなければ、
 私はこんな辛い思いに合わなかったものを。)

3月から4月にかけての時期は、
自分でも不思議なくらいパワーが湧いてくる。

最近の気分は、「アオゾラペダル」。

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はじめより ながくいひつつ たのめずは
かかるおもひに あはましものか
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by hapipi_hapipi | 2007-04-05 13:22 | その他=本文=

万葉集 巻五 827

春されば木末隠れて鶯そ鳴きて去ぬなる梅が下枝に

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(春になると梅の梢に姿を隠して鶯が鳴き渡っている、下枝と行き来しながら。)

鶯の鳴き声で目を覚ます…。
まさか現実になるとは思ってもいなかった。

先々週、生まれて初めて、鶯の鳴き声を聴いた。
そのときは、二声くらいで、すぐに、聴こえなくなってしまった。

そして、一昨日の朝。
鶯の鳴き声で目を覚まし、
しばらく、そのまま鶯の鳴き声を聴いていた。
居ても立ってもいられなくなり、隣で寝ている夫を起こしたら、
乗り気になってくれ、寝起きのまま、急いで一緒に見に行った。

声がするほうに歩いていき、姿を見つけた瞬間の嬉しさ。
良い土日のスタートになったのかな。

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「木末(こぬれ)」は「木(こ)の末(うれ)」のこと。

「去ぬ(いぬ)」は、
梅の梢の下のほうと上のほうを行き来する鶯が、
こんもりした下枝に隠れて見えなくなる様子を表している。

「いぬ(去ぬ・往ぬ)」の類義語、「いく(行く・往く)」。
「いぬ」は、人が亡くなったときにも使われる語で、
その場所から消えてなくなる、いなくなる、見えなくなる意。
「いく」は目的地に向かって進行する意が強い。

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by hapipi_hapipi | 2007-03-26 08:55 | 音景色=本文=

万葉集 巻四 583

つき草の移ろひやすく思へかもわが思ふ人の言も告げ来ぬ

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(月草の色のように移り気にしか思っていないからか、
 私が思う人は、言葉もかけてくれない。)

月草は、ツユクサのこと。
夜明け前の空の色を見ていたら、
ツユクサを思い出した。

ツユクサと言えば、
高校時代の生物の実験を思い出す。

明日は高校の隣にあるグリーンコートに用事があるため、
久しぶりに(4年ぶりくらい?)、高校を見ることになる。
どんな気分になるのかな。

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by hapipi_hapipi | 2007-03-16 06:02 | 植物=本文=

万葉集 巻三 409

一日には千重波しきに思へどもなぞその玉の手に巻きがたき

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(一日のうちに1,000回も、千重の波が重なるように思っているのに、
 どうしてその玉を手に巻くのは難しいのだろう。)

大好きなブログの一つ、
「パンダから君へ」

パンダさんの写真には、いつも癒されている。
特に、空の写真が大好きだ。

仕事をしているときには、お昼休みによく見ていたなぁ。
一日の仕事を終え、
家に帰ってから見るパンダさんの写真からは、
ぬくぬくほんわかしたエネルギーをもらっていた。

そのパンダさん愛犬、あづちゃんが主役の「写真家の犬」で展開中のキャンペーン(?)
"毎日壁紙プレゼント"に、見事、当選!嬉しい!!

「写真家の犬」は、写真集『トイプードルあづきのパリ日記』にもなっている。
もちろん、我が家にもあり、今は、ベッドサイドに置いてある。

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by hapipi_hapipi | 2007-02-25 11:34 | 恋=本文=

万葉集 巻十 1824

冬ごもり春さり来ればあしひきの山にも野にも鶯鳴くも

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(冬が過ぎて春がやって来ると、山にも野にも鶯が鳴き渡ることよ)

「こもる」は、すっかり蔽(おお)われること。
冬が包まれて消えてしまう。

「あしひきの」は、意味を汲んで漢字を当てると、「蘆檜木」。
(原文表記は足比木乃)
山につながる枕詞。

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昨日入ったカフェで、
ウィルキンソンのビンが並んでいるのを見て、
連鎖反応的に、口中に生姜が広がった。

炭酸飲料好きの兄と母は、
最近、ウィルキンソンのビン入りジンジャエールがお気に入りらしく、
大量に買い占めている。

実家に遊びに行ったときに飲んでみると、
「生姜!!」のインパクトが強烈。
一時期服用していた漢方薬のようだった。

今年に入ってから口にしたもので、
一番、印象に残っている味かもしれない…。
好き嫌いは別として。

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by hapipi_hapipi | 2007-02-23 09:07 | 季節=本文=

万葉集 巻十六 3840

世間の繁き仮廬に住み住みて至らむ国のたづき知らずも

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(世間という煩わしい仮の宿りのこの世に住んできて、
 これから行きつくであろう国(あの世)の状況も分からない。)

美大に通う友達の卒業制作展を見に行ってきた。

彼女の絵との最初の出会いは、高校1年の入学式直後。
一人一人、B5一枚の紙に自己紹介を書く…という作業のとき、
隣の席に座っていた彼女が描いている絵に一目惚れした。

初めて彼女の絵を見た日から、もうすぐ10年になる!
私は、彼女の絵が大好きだ。

卒業制作の感想、
早く伝えたいなぁと思っているのだけど、
まだ、言葉に還元できていない。

展示している絵に言葉を足した画集も見せてもらった。
その中に、こんな言葉があった。


   "やりたかったこと
    言えなかったこと

    いつもどこかに
    心を残してきた"

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by hapipi_hapipi | 2007-02-20 16:21 | 音景色=本文=

万葉集 巻十六 3849

生死の二つの海を厭はしみ潮干の山をしのひつるかも

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(生と死の二つの海が厭わしいので、海のない山が慕わしい。)

世の中の無常を詠った歌。
人間の境遇を、「生という海」と「死という海」にたとえている。

この歌に続く3850番歌には、
  右の歌二首は、河原寺の仏堂の裏に、倭琴の面にあり。
と左注が付けられていて、ここに引いた3849番歌と、
次の歌である3850番歌の二首が、
河原寺の仏堂の中にある倭琴の面に記されていたことが分かる。

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昨日の7時に着手し、今日の13時まで、
30時間連続して取り組んだレポートを無事に提出できたため、
ほっと一息。

徹夜は滅多にしないのだが、
いざというときには、出来るものなんだなぁと、
妙に感心してしまう。

私は、徹夜明けに寝るのは好きではないため、
次に訪れる夜まで、そのまま普通に生活をする。

きっと、今晩は、気持ち良く眠れるだろうな…。

"30"と言えば、
先週、髪の毛を30cm程切った。
こんなに一度に切るのは、初めてのことだ。

髪を切った翌日は、
突然、思い立って、BLUE NOTEに行った。

歳のせいなのか、
バスター・ウィリアムスもジミー・コブも、
色んな意味でびっくりな演奏だったが、
楽しい時間が過ごせたのは確か。

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by hapipi_hapipi | 2007-02-09 19:09 | 音景色=本文=

万葉集 巻八 1456

この花の一枝のうちに百種の言そ隠れるおほろかにすな

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(この花の一枝の中には、数え切れない程の言葉がこもっている。おろそかにするな。)

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"長男の嫁"になった、2006年。
初めてのお正月は、夫の実家で迎えた。

お正月の準備、親類を呼んでの新年会準備を通し、
いろんなことを教えてもらえた。

「こういうお正月、良いなぁ…」と何度も思った。

飛行機で、約2時間。
そう頻繁には行けない距離だけれども、
今から、次回が楽しみ。

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by hapipi_hapipi | 2007-01-05 14:25 | 季節=本文=

万葉集 巻七 1142

命幸く久しくよけむ石走る垂水の水をむすびて飲みつ

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(命も無事で長く良くあってほしいと、岩を激しく流れている滝の水を手にすくって飲んだ。)


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by hapipi_hapipi | 2006-12-30 15:25 | その他=本文=

万葉集 巻八 1653

今の如心を常に思へらばまづ咲く花の地に落ちめやも

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(今のように、心を変えずに思っていたら、
 最初に咲く花のように、簡単に地に落ちてしまうことがあるだろうか。)

この花が「梅」を指していることは、
歌に先立つ題詩から分かる。

花が散るというのは、
恋の失敗の比喩だと解釈されている。

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昨日、岸田今日子が亡くなっていたことを知った。
岸田今日子と聞いて、最初に思い出すのは、
ムーミンのパペットアニメ。

一人で、登場人物すべての声を担当している。

2003年の夏、
渋谷シネクイントでモーニングショーをしていて、
何回か見に行った。懐かしい。

今でも、定期入れに、チケットの半券が入っている。

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by hapipi_hapipi | 2006-12-23 20:43 | 恋=本文=