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万葉集 巻二 208

秋山の黄葉を茂み迷ひぬる妹を求めむ山道知らずも

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(秋山の黄葉が茂っているので、
 道に迷ってしまった恋人を探しにいきたいのだが山道が分からない。)

柿本人麻呂の泣血哀慟歌(きゅうけつあいどうか)の一つ。
妻が死に、血の涙を流し、
歎き悲しんで作った歌とされている。

この歌の前にある長歌との関係で、
妻というよりは、恋人だったことが分かる。

黄葉が美しいから、山に入り、道に迷ってしまった恋人。
愛する恋人を探しにいきたいのに、黄葉が茂っているために、
道が分からない。

映画のワンシーンのような、美しさがある。

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by hapipi_hapipi | 2006-10-19 08:18 | 恋=本文=

万葉集 巻八 1513

今朝の朝明雁が音聞きつ春日山黄葉にけらしわが情痛し

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(今朝の夜明けに雁の鳴き声を聞いた。
 春日山が黄葉したようだ。私の心はせつなくなる。)

雁の鳴き声で、春日山が黄葉したことを知る。
心がせつなくなるのは、春日山の黄葉が早く見たいから。

早く見たいと言うと、
今の私は、どうしても、『ZOO KEEPER 』がちらちらと…。

先日、実家に行った際、
兄の前で『ZOO KEEPER 』を実演しながら薦めていたら、
横から、母が乱入してきた。
私と兄で、「母には無理」と言っているのに聞かず。
仕方がないのでルールを説明したところ、
母は、その後、
明け方の4時近くまでやっていたというから驚いてしまう。

そんな何時間もやり続けられる母の気合と根性(意地?)に感服しながらも、
時間制限があり、素早い動きを要求されるゲームは、
心にも体にも悪かろう、と思い、
数日後、"心にも体にも良さそうなゲーム"として、
『水玉潰し』をメールで紹介した。
でも、こちらには見向きもせず、
『ZOO KEEPER 』ばかりやっているらしい。
困ってしまう。

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by hapipi_hapipi | 2006-10-17 08:05 | 季節=本文=

万葉集 巻七 1161

家離り旅にしあれば秋風の寒き夕に雁鳴きわたる

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(家を離れて旅にあると、秋風が肌寒い夕に雁が鳴きわたる)

夏休み後半から取り憑かれているゲームがある。
ZOO KEEPER
(最初に30秒くらいの広告があります!)

サンバ調の軽快な音楽に、
どんどんテンションも上がっていく。
LEVEL8まではスムーズに行くのだけど、
その後が…。
クリアするとどうなるのか気になってしまう。

ただ、こんなことしている場合じゃない。

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by hapipi_hapipi | 2006-10-13 07:38 | 旅=本文=

万葉集 巻十一 2590

石根踏む夜道行かじと思へれど妹によりては忍びかねつも

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(石を踏む険しい山の夜道は行くまいと思うのだが、
 恋人によって、我慢できなくなってしまった)

山を越えてやってくる男。

相手に引き寄せられ、
行かないつもりだったのに来てしまった。

女の魅力を示すと同時に、男の想いの強さが示されている。

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by hapipi_hapipi | 2006-10-12 07:28 | 恋=本文=

万葉集 巻八 1617

秋萩に置きたる露の風吹きて落つる涙は留めかねつも

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(秋萩の葉に置かれた露が風に吹かれて落ちるように、私の涙も落ちてしまい、
 涙を留めることができない)

フランスで公共の場が全面禁煙になるというニュース。

私はタバコの煙が大嫌いなため、うらやましい。
嫌いなだけでなく、
煙のせいで、湿疹が出てしまうこともある。

タバコの煙が嫌で、
入りたくても入れないレストラン・カフェ...
行きたくても行けないライブ・飲み会etc...

自分の意思でお店が選べるときは、
基本は、全面禁煙のお店にしか入らない。

タバコを吸う人にしてみれば、
至福のひと時が奪われてしまうのは、かわいそうな気もする。

一人でも多くの喫煙者・非喫煙者ともに
満足する環境を作り出せないのだろうか。

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by hapipi_hapipi | 2006-10-10 07:40 | 恋=本文=

万葉集 巻十 2266

出でて去なば天飛ぶ雁の泣きぬべみ今日今日といふに年そ経にける

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(ここを出ていってしまったら、天を飛ぶ雁のように泣くに違いないので、
 今日こそは、今日こそは、と言っているうちに、一年が経ってしまった。)

胃が痛くなる程の夢見の悪さで目を覚ました。
夢を見て、胃が痛くなるなんて、初めての経験だ。

内容は、新学期初日の目覚めにふさわしく、
逃げても逃げても追いかけられる、追われる夢。
苦笑してしまった。

贅沢過ぎる、2ヶ月間の夏休みが終わった。

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by hapipi_hapipi | 2006-10-06 13:54 | 時間=本文=

万葉集 巻十 2273

何すとか君を厭はむ秋萩のその初花の歓しきものを

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(どうしてあなたを厭うことがあるでしょうか。秋萩のその初花は嬉しいものです。)

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by hapipi_hapipi | 2006-09-29 17:28 | 恋=本文=

万葉集 巻十七 3947

今朝の朝明秋風寒し遠つ人雁が来鳴かむ時近みかも

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(今日の明け方は、秋風が寒かった。
 遠く離れた人と結んでくれる雁がやって来て鳴く日が近いのだろう。)

「『ぴょこたん』覚えてる?」

突然送られてきた、兄からのメール。

ぴょこたん?
ピョコタン??
…???ノンタン?

思い出せそうで思い出せない感覚。
自力で思い出すのは諦め、web上で検索。

「あー!懐かしい!!」
と見つけた瞬間に声を出してしまった。

『ぴょこたん』

明日、本屋さんに行ったら、
手に取って見てみよう。

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by hapipi_hapipi | 2006-09-27 07:29 | 季節=本文=

万葉集 巻八 1552

夕月夜心もしのに白露の置くこの庭に蟋蟀鳴くも

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(夕月の照る夜、心もしなえるように白露の置くこの庭で、
 蟋蟀が鳴くことよ。)

以前、『万葉集』中には、
"蟋蟀"という語を詠み込んでいる歌が7首あることを記した。

ここまで、連続して取り上げてきたのだが、
最後の1首がこの歌。

7首を見比べて、
気がつくことはあるだろうか。

一つに、収録されている巻が異なるという点がある。

今までの6首が、
巻十に収められているのに対し、
今回の歌だけは、巻八に収められている。

万葉集は巻一から巻二十までの、
二十巻構成。

巻毎に、特色があり、
巻八と巻十は、四季の歌が春から順に収められている。

歌の表現を見比べても、
いろんな発見・問いが浮かんでくる。

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by hapipi_hapipi | 2006-09-26 08:25 | 音景色=本文=

万葉集 巻十 2310

蟋蟀のわが床の辺に鳴きつつもとな 起き居つつ君に恋ふるに寝ねかてなくに

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(蟋蟀が私の床の近くでしきりに鳴き続けている
 起きて座っていながらあなたを恋しく思っていると寝られないことよ。)

3月末に父方祖母が緊急入院してから、
毎週末、東京-名古屋間を往復している両親。

(不謹慎発言だけど)
病院での母は、生き生きしている。
看護婦をやっていただけあり、手際が良い。
素人よりは知識があるわけで、頼もしい。
ただ、心配もある。

母の性格もあるが、
"知っている"だけに、尚のこと、
「自分が行かないと…」という思いが強過ぎで、
父を置いて一人で行くことはあっても、
母は一週も欠かすことなく、通い続けてきた。

個人病院に入院しているため、
家族が担当する仕事がたくさんある。

子供としては、両親の体も心配だ。

この土日は、私と夫の二人で行ってきた。
初めて、母が家で休んでくれた。

母のことだから、
こちらのことが心配で、休まらなかったのだろうけど。

入院して直ぐの頃、
父・母・兄・私の家族4人が交代で、
24時間、祖母に付き添っていたときがある。

この半年は、
家族の力を感じる機会が多い。

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by hapipi_hapipi | 2006-09-25 07:52 | 音景色=本文=