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万葉集 巻八 1606

君待つとわが恋ひをればわが屋戸の簾動かし秋の風吹く

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(あなたを待って恋しく思っていると、私の家の簾を動かして秋の風が吹く。)

額田王の歌。
風は来訪の予兆とされる。

恋の思いが秋風を呼び起こした。というように、
思いの大きさが景色を動かしていると考えたい。

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看護師の母が非常勤で勤めている特養で、
合唱の伴奏を手伝ってきた。

最初は無表情だった人たちも、
最後には笑顔になってくれていたことが嬉しかった。

一緒に歌ったあの時間を、私は一生忘れないだろうな。

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写真提供:Yoko

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(万葉集 巻八 1606)
きみまつと わがこひをれば
わがやどの すだれうごかし あきのかぜふく
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by hapipi_hapipi | 2007-09-03 18:48 | 恋=本文=

万葉集 巻十 1938

旅にして妻恋すらし霍公鳥神名備山にさ夜更けて鳴く

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(旅で霍公鳥も妻恋するようだ。神名備山で夜更けに霍公鳥が鳴いている。)

先月から、期せずして、
『般若心経』の勉強をしているのだが、
分かりやすい注釈書がなく、難航している。

『般若心経』中に登場する、
「六識」についての思想が興味しろい。

「六識」とは、認識作用のことで、
眼識(げんしき)…見る心
耳識(にしき)…聞く心
鼻識(びしき)…嗅ぐ心
舌識(ぜっしき)…味わう心
身識(しんしき)…触れる心
意識(いしき)…思う心

視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚の五感と、
現代で言うところの第六感(?)。

この、「意識」だけは、現代でも一般的に使われている。

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写真提供:Yoko

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(万葉集 巻十 1938)
たびにして つまこひすらし ほととぎす
かむなびやまに さよふけてなく
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by hapipi_hapipi | 2007-07-05 22:15 | 音景色=本文=

万葉集 巻十五 3782

雨隠り物思ふ時にほととぎすわが住む里に来鳴き響もす

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(雨隠りをし、物思いに耽っている時、
 ほととぎすは私が住んでいる里にやって来て鳴き声を響かせる。)

中臣朝臣宅守から狭野茅上娘子への贈答歌の一つ。

この歌が収録されている巻十五は、
前半が天平八(736)年の遣新羅使歌、
後半は、天平十一(739)年頃、
越前に配流された中臣朝臣宅守と狭野茅上娘子との贈答歌
という構成をとっている。

「雨隠り(あまごもり)」は、
雨が降って、家に隠ること。雨に降り込められること。

古代では、雨が降ったら、
外出してはいけないと考えていたようだ。

「雨障み(あまつつみ)」という言葉もある。

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雨は苦手だ。

学部時代は、
雨が降ると、「雨障み」と理由付けして、よく休んでいた。
今でも休みたくなる。

休日に雨が降った場合、
外出するのは、本当に重要な用事のときだけで、
基本は家にいることに慣れて育ったため、
(両親の出不精さに疑問を感じることなく育ったため…)
あるとき、雨の日に、"えいやっ"と気合を入れて出かけて、
意外と人が多いことにびっくりした覚えがある。

すっきりしない天気が続いている。

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写真提供:Yoko

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(万葉集 巻十五 3782)
あまごもり ものもふときに
ほととぎす わがすむさとに きなきとよもす
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by hapipi_hapipi | 2007-07-03 20:29 | 音景色=本文=

万葉集 巻八 1603

この頃の朝明に聞けばあしひきの山呼び響めさ男鹿鳴くも

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(この頃の夜明けに耳をすますと、山を響かせて男鹿が鳴いている声が聞こえる。)

家持の歌。
題詞には、「鹿鳴(ろくめい)」の歌とある。

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父親と食事をした帰り、
お土産に買ってくれた「ぷちどーる」のパイシュー。
2人で住んでいるのに、
4個だと縁起が悪いからという理由だけで、パイシュー×5個。

せっかく買ってくれた父親に怒られそうだけど、
味よりも何よりも、"保冷剤"に感動した。
環境型保冷剤(クールアイスエコ)で、除菌・消臭剤として、
再利用できるのだ。

これまで、保冷剤は、保冷剤としてしか再利用したことがなかったので、
ただただ驚くばかり。

普段から、冷凍庫と冷蔵庫には、いくつかのストックがあるが、
増える一方なので、捨ててしまうことがほとんどだ。

この環境型保冷剤は、
実用的な除菌・消臭剤として再利用できるのが魅力的なだけでなく、
再利用しやすいよう、
簡単に開けられるマジックカットになっている点が素晴らしい。

一頻り感動した後、
袋の中とはいえ、除菌・消臭剤になるようなもので保冷するのは、
いかがなものかとも思ったが、
保冷剤のパッケージには、
食品衛生法で食品添加物として認められている
弱酸性次亜塩素酸水を使用と記載してあり、安心感がある。
ここで使われているものは、水道水の塩素濃度と同じくらいらしい。

今まで気がつかなかっただけで、
環境型保冷剤を使用しているお店は多いのかな。

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写真提供:Yoko

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(万葉集 巻八 1603)
このころの あさけにきけば
あしひきの やまよびとよめ さをしかなくも
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by hapipi_hapipi | 2007-06-04 09:09 | 動物=本文=

万葉集 巻四 502

夏野ゆく牡鹿の角の束の間も妹が心を忘れて思へや

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(夏の野を歩いて行く牡鹿の角の生え変わりが束の間であるように、
私も恋人の思いを僅かの間も忘れることはない。)

人麿の歌。
夏に生え変わる鹿の角が景として捉えられている。

万葉集中には、鹿の歌が60例ほどあるが、
夏の歌は、この歌一例だけである。

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昨日は、亀戸天神内にある「若福」に行ってきた。
馬鈴薯豆腐がおいしかった。

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写真提供:Yoko

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(万葉集 巻四 502)
なつのゆく をしかのつのの つかのまも
いもがこころを わすれてもへや

2007.06.28追記↓
「牡鹿の角の束の間も」は、
鹿の角があっという間に生え変わるということではなかったようだ。
夏になり、鹿の角が生え変わり、角が短いことと、
束の間がかけられていると解釈するのが一般的なようだ。
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by hapipi_hapipi | 2007-06-02 10:10 | 動物=本文=

万葉集 巻十 1981

霍公鳥来鳴く五月の短夜も独りし寝れば明しかねつも

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(霍公鳥がやって来て鳴く五月の夜は短いはずなのに、
 独りで寝ていると、夜明けが待ち遠しく、こらえきれなくなる。)

「短夜(みじかよ)」は、
万葉集中、この一例のみの言葉である。

夏の短い夜。

反意語は、秋の長い夜。
「長夜(ながよ)」が想像できるだろう。

夜が長いことを詠んだ歌は何例かあるが、
「長夜」という語を含んだ歌は、こちらも、一例(巻十・2302)しか確認できない。

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写真提供:Yoko

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(万葉集 巻十 1981)
ほととぎす きなくさつきの みじかよも
ひとりしぬれば あかしかねつも
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by hapipi_hapipi | 2007-05-07 16:41 | 音景色=本文=

万葉集 巻二 88

秋の田の穂の上に霧らふ朝霞何処辺の方にわが恋ひ止まむ

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(秋の田の稲穂の上にかかる朝霞のような私の恋は、
 どの方角に晴れ渡るのだろう。)

恋心が、田のような低地にわだかまって動かない霞に喩えられている。
題詞では、磐の姫が仁徳天皇を恋う歌であるとされている。

恋の成就。希望。

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私がよく遊びに行くブログの一つであるksksk312さんの「HOPE」が、
今週のピックアップブロガーに選ばれたとのこと。
おめでとうございます!!

→5/1 今週のピックアップブロガー紹介記事:「HOPE」のksksk312さん登場!

恐縮ながら、
記事内で、お気に入りブログの一つとして紹介していただきました。

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一昨日、夫にksksk312さんの「HOPE」の話をした矢先の出来事。
ここ数日、良い偶然が続いている。

「HOPE」というタイトルには、個人的にとても思い入れがある。

好きなアーティストベスト3に入るラーシュ・ヤンソンに、
同名の曲があり、ksksk312さんのブログに遊びに行くたびに、メロディが浮かぶ。

ラーシュ・ヤンソン『HOPE』

    パンドラが箱を開けたとたん、
    あらゆる災いが飛び出したけど、
    希望だけは残された。
    大切なのは心をリフレッシュして、
    望みを持つこと。
    (http://www.lars.jp/cd-hope.html)

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写真提供:Yoko

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(万葉集 巻二 88)
あきのたの ほのへにきらふ あさかすみ
いつへのかたに わがこひやまむ
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by hapipi_hapipi | 2007-05-02 02:15 | 恋=本文=