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君に届け

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  あかねさす日の暮れぬればすべを無み千遍嘆きて恋ひつつそ居る(巻十二 2901)

***

(日が暮れてしまったので、どうしようもなく何度も嘆いては恋しく思っている。)

恋人の訪れを待つ側の恋心が詠まれている。

以前にも書いたが、
「あかねさす」は私が一番好きな枕詞だ。

明日は、普段よりも出勤時間が早いから
朝焼け見れるかな。
夏は日の出が早いから、さすがに無理かな。

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(万葉集 巻十二 2901)
あかねさす ひのくれぬれば
すべをなみ ちたびなげきて こひつつそをる
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by hapipi_hapipi | 2010-08-04 21:00 |

万葉集 巻十二 3055

山菅の止まずて君を思へかもわが心神のこのころは無き

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(山菅のように止むことなくあなたを思うからか、
 私の心はこの頃、無くなってしまっている。)

「山菅(やますげ)」と「止まず(やまず)」が、
「やま」の音で呼応している。

前回の3972番歌の「心神」は、
souuさんからいただいたコメントにあった通り、原文は「許己呂度」。

今回の3055番歌や、
月草さんがコメントに引いてくださった457番歌は、
原文表記が「心神」。

457番歌や3055番歌の「心神」が、
3972番歌で「許己呂度」に「心神」を当てて訓読している
根拠になっている。

以前にも書いたが、
このブログで使っているテキストは、
中西進『万葉集 全訳注原文付(一)~(四)』講談社文庫 1978~1983。
万葉集には訓みの定まっていない歌も多く、
時代や注釈書によりかなりの差異がある。

457番歌や3055番歌の「心神」についても、
「こころど(こころと)」と「たましひ」と両訓がある。

***

インフルエンザをこじらせ、半月寝込んでしまった。
ここまで何もしないで過ごすのも、久しぶりだ。

半月分の遅れを早く取り戻さないと…。

***

(万葉集 巻十二 3055)
やますげの やまずてきみを おもへかも
わがこころとの このころはなき
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by hapipi_hapipi | 2007-08-18 18:04 | 恋=本文=

万葉集 巻十二 3000

魂合はば相寝むものを小山田の鹿猪田禁る如母し守らすも

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(魂が合えば共寝できるのに、小山田の鹿猪田を見張るように母が私を見張っている)

娘を守るのが、父ではなくて母であったことが分かる歌だ。
恋人同士の魂が合えば、離れていても、共寝できると考えられていた。

魂(タマ)は、原文では、「霊」と記されている。

7月もあとわずか。もうすぐ夏休み。
今年は、2ヶ月!!完全フリー。
自分で選んでおきながら、びっくりしてしまう。

去年は、平日3日+土日2日=5連休の夏休みだったから、
あまりの、長さに、間延びしてしまいそう…。

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by hapipi_hapipi | 2006-07-25 04:55 | 恋=本文=

万葉集 巻十二 3174

漁する海人の楫の音ゆくらかに妹は心に乗りにけるかも

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(漁をする海人が漕ぐ舟の楫の音がゆったりと響いている。
 いつの間にか、ゆったりと、あの人は私の心を占めてしまったよ。)

We are going to make a brand-new day!

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by hapipi_hapipi | 2006-04-30 21:55 | 音景色=本文=

万葉集 巻十二 2887

立ちて居てたどきも知らずわが心天つ空なり土は踏めども

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(立っていても座っていても、術を知らないで。
私の心は、天の空のようだ。足は地についているのに。)

3月末から、
いろんなことがバタバタと続いている。

心が落ち着かない。
こんなに、ざわざわするのは久しぶりだ。

ひとつひとつ片付けていくしかないのだけど。

今日は、その中でも、一番気にしていた部分が、
落ち着いた。ものすごく疲れた。
予想に反して、良い方向に進んだ。嬉しかった。
同時に、寂しかった。

そういえば、
大学一年生のときに、
『あの人はこう言うだろうなぁと思っていたことを実際に言われることは少ない。
話してみると、一人きりで考えていたときとは違う展開になることが多いよ。
人と人との付き合いだから、直接本人に当たるのが一番だよ。』
と言われたことがある。言葉までは覚えていないけど、そんな内容だった。

当たり前のことだけど、
誰かから声に出して言われたことで、
力が湧いてきた。

自分のこの先の人生で、
この人を失いたくないと思ってた人。
隣に居られなくても良いから。

今じゃあ・・・。

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by hapipi_hapipi | 2006-04-15 01:42 | 空=本文=

万葉集 巻十二 3129

桜花咲きかも散ると見るまでに誰かも此処に見えて散り行く

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(桜の花が咲いては散っていくように、
ここに現れては、方々に去ってていく人々。どんな人々なのだろう。)

私が止まっていても、周りは動いている。
もちろん、私が止まっているときに、
同じように、止まっている人もいるだろうけど。

行動次第で、状況は変えられる。

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by hapipi_hapipi | 2006-04-05 12:00 | 植物=本文=

万葉集 巻十二 2955

夢かとも心はまとふ月数多離れにし君が言の通へば

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(夢じゃないのかと心がそわそわする。
何ヶ月も会えないでいるあなたからの便りがあったので。)

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by hapipi_hapipi | 2005-08-19 12:16 | 恋=本文=

万葉集 巻十二 3007

ぬばたまの夜渡る月の清けくはよく見てましを君が姿を

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(夜空を渡る月がもっと明るかったら、あなたの姿をもっと見たのに)

帰ってしまってから、もっとちゃんと顔を見とけば良かった。
と後悔する。

またしばらく会えないのだから。

見なかったのではなくて、見えなかった。
月が暗くて、見えなかった。月のせいにしてみる。

スグルのらくがき
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by hapipi_hapipi | 2005-06-05 22:23 | 恋=本文=

万葉集 巻十二 2922

夕さらば君に逢はむと思へこそ日の暮るらくも嬉しかりけれ

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(夕方になればあなたに逢えると思うからこそ、日が暮れるのが嬉しいことだ)

1秒1秒、貴重な時間。大切な時間。

早く会いたいと思うと、時間の価値を忘れてしまう。
目先の幸せを求めてるだけだって分かるのだけど、
それでも、やっぱり、早く会いたくて。
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by hapipi_hapipi | 2005-04-14 23:15 | 恋=本文=