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万葉集 巻七 1165

夕凪に漁する鶴潮満てば沖波高み己が妻呼ぶ

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(夕凪に餌をとりに行く鶴は、潮が満ちてくると沖からの波が高くなるので
 自分の恋人を呼んで鳴く)

この歌での鶴は、「鳴く」とは詠われていない。

「妻呼ぶ」という語が使われ、
鶴の鳴き声に、恋人を呼んでいると意味づけして聞いている。

波が高くなったが大丈夫かどうかと、
相手の身を思いやって、声をかけているとも考えられし、
波が高くなってきたことを知らせるために鳴いているのかもしれない。

海に行きたいと思い続けているまま、何年も経っている。
波の音が聞きたい。
今年中に、海に行けると良いな。

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久しぶりにどら焼を食べた。
先輩から、おやつのおすそ分け。

下赤塚駅前にある、鉢の木のどら焼とのこと。

ものすごく疲労していたこともあるけど、
黙々と、ひたすらパクパクと食べてしまった。

食べ終えて、袋の裏をふと見ると、
品名の欄に、
『夢にのせてふわっとどら焼』と書かれている。

そんな現代風の名前が付けられているとは思っていなかったため、
("どら焼"以外の品名を、全く予想していなかったため、)
驚いてしまった。

かわいいネーミングに、
糖分摂取とは違ったレベルで、元気をもらった。

名前を知ったら、愛着が湧いてきた。
"ただのどら焼"が、"ちょっと特別などら焼"になった。




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ゆふなぎに あさりするたづ
しほみてば おきなみたかみ おのがつまよぶ
by hapipi_hapipi | 2006-11-09 22:25 | 動物=本文=
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